ボストンバッグに全身を入れる「カバン芸」などで人気を博したタレントのエスパー伊東さん。
2024年1月16日に死去したことが分かりました。
そこで今回は、エスパー伊東さんが亡くなる現在までどのような生活をしていたのか分かりやすくまとめてみました。
エスパー伊東さんが63歳で死去
タレントのエスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとうますお)さんが、1月16日に死去したことが分かりました。
63歳でした。
所属事務所の社長でお笑い芸人のビトタケシさんは、
「本当に苦しかったのかな、と思う。安らかに休んでいただければ。今は言葉がまとまらないです」
と話し、エスパー伊東さんの最期をみとることができなかったといいます。
また、所属事務所によると、死因などは後日改めて発表するとのことでした。
エスパー伊東は認知症で老人ホームに入っていた
代名詞ともいえる“カバンに入る”芸で人気を博し、バラエティー番組で活躍していたエスパー伊東さん。
2018年末『右変形性股関節症』により、得意とするパフォーマンスが困難になった為、芸能活動の一時休業を発表。
その後、2019年9月に、
週刊誌「週刊女性」がエスパー伊東さんと芸人仲間が連絡を取れずにいると“失踪”疑惑を報じていました。
失踪疑惑の真相
この失踪疑惑について所属事務所の社長・ビトたけしさんは、
「エスパー自身が“誰とも会いたくない”」
と明かした上で、
「芸能活動を休業したことで収入がなくなり、携帯電話を止められて連絡が取れない状況になっている」
と説明しました。
また、当時からエスパー伊東さんは歩くことがままならず、高齢者施設に入ることも検討していたようです。
認知症になっていた
その後、2020年2月頃に病院から老人ホームに移ったエスパー伊東さん。
同年2月に出演したテレビ番組では重度の脳梗塞を発症し、収入が途絶えて生活保護を受給して入院費を払っていることを告白。
さらに、所属事務所の社長・ビトたけしさんに金銭的援助を受けていることも明かしていました。
ブレイク時は最高月収500万円を稼いだエスパー伊東さん。
しかし、病気がきっかけで貧困状態に陥っていたようです。
また、ビトたけしさんによると当時から認知症の疑いがあったいいます。
「(ホームの)担当の人に電話で聞いたら、歩行や食事は絶対に介助が必要。認知症が進んでいるみたいで会話も少なくなっているらしい。あまりいい状態じゃない」
サンスポ
2度目の“失踪”
そんな中、2022年1月に2度目の“失踪騒ぎ”が発生しました。
ことの発端は、電撃ネットワークの南部虎弾さんが、ツイッターに「エスパー伊東と連絡が取れない! 事件性まで感じてしまう!」と投稿したことでした。
しかし、その際も所属事務所の社長・ビトたけしさんが、生活保護を受けながら高齢者施設で療養していると説明。
“コロナが明けたら映像をファンに届けたい”と明かしていました。
エスパー伊東の現在は治療費不足でクラファン検討していた
コロナ禍での施設の制限が緩和され、2023年4月上旬に約2年ぶりの面会をしたビトたけしさん。
その際のエスパー伊東さんの様子について以下のように説明していました▼
「ただ、話すこともあまりできなくなってきています。気分や体調次第で、目も開いたり開かなかったりで……」
週刊女性PRIME
以前のような元気な姿はなく、かなり憔悴していたとのことでした。
しかし、過去に番組で貰ったメダルやアルバムを見せると、反応してくれたといいます。
「2年も高齢者施設に入っていれば、誰でも嫌になってくるとは思うので、それで気が滅入ってしまってしゃべらないのか……。コロナ禍で外出ができなかったり、ホテルに隔離されたりと、私たちだっておかしくなりそうでしたから。でも、『めちゃ×2イケてるッ!』の“卒業生”として、いただいたメダルやアルバムを見せると、うれしかったのか、目が開いていました」
週刊女性PRIME
ただ、このときエスパー伊東さんはリハビリやマッサージなどの治療を検討していたものの、
経済的余裕のなさから治療費をクラウドファンディングで集めることも検討していたようです。
「仕事ができず、収入がないので生活保護のままですから、治療費のやりくりが大変で……。身体が硬直している部分があるので、リハビリやマッサージなどをお願いしたいのですが、別でお金がかかります。仮に1日1万円だとして1か月で30万円かかってしまう。なので、クラウドファンディングでお金を集めることも視野に入れてはいます」
週刊女性PRIME
しかし、2024年1月、入院していた病院で亡くなっていたことが分かりました。
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