ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、2団体統一王者スティーブン・フルトンに勝利した井上尚弥選手。
世界で2人目となる4団体統一と4階級制覇の両方を達成し、世界のボクシング関係者から絶賛する声が相次いでいます。
そこで今回は、フルトン相手に衝撃のTKO勝利した井上尚弥選手に対する海外の反応を見ていきたいと思います!
【海外メディア】井上尚弥vsフルトンの海外の反応!
まずは、海外メディアの反応を見ていきたいと思います。
英紙「ガーディアン」
「ナオヤ・イノウエがスティーブン・フルトンに勝利し、スーパーバンタム級の統一王者に」
「階級に関係なく、土曜日のエロール・スペンス―テレンス・クロフォード戦で何が起ころうが関係なく、彼は世界最高のボクサーだ」
英ラジオ局「トークスポーツ」
「ナオヤ・イノウエがスティーブン・フルトンを残酷にノックアウトする驚愕のパフォーマンスで世界4階級王者になる」
「ナオヤ・イノウエがスティーブン・フルトンを圧倒し、現代のボクシング界で最高のボクサーであることを証明した」
「ナオヤ・イノウエは驚異的なパフォーマンスで、フルトンを残酷なまでに打ち砕いた。この日のイノウエはフルトンにとってあまりに強すぎた」
米スポーツ専門局「ESPN」
「ナオヤ・イノウエは世界最高の選手であり、史上最高の一人だ」
「タパレス戦のあと、井上は122ポンド(スーパーバンタム)もそれで終わりにするだろう」
韓国スポーツ紙「東亜」
「25勝無敗の怪物ボクサー井上尚弥が4階級世界チャンピオンの偉業」
「この階級最強のファイターを圧倒的な競技力で退けて王座に就いた。」
「井上はライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級で王座に就いた。過去の6階級王者パッキャオを超えてアジア最強ボクサーになる可能性があると評されている」
【元・現役選手】井上尚弥vsフルトンの海外の反応!
では、続いて元・現役選手の反応を見ていきたいと思います。
マニー・パッキャオ
「イノウエのパンチには素晴らしいスピードと多くのパワーがある。彼は特別なボクサーだ!」
マイク・タイソン
「日本人ボクサーが世界最高のボクサーだ。俺は何者でもないけど、個人的にはそう思うね」
リー・マクレガー
「イノウエは特別な選手だよ」
「他の誰とも違う階層に存在していて、唯一無二のファイターだ」
ティモシー・ブラッドリー
「成す術なしだった」
「高さの違うジャブを放ち、フルトンの目線を下げた。右を打ち込んだ。ボクシング界最高のフィニッシャーだ! 強烈なパンチの嵐を浴びせた!」
アントニオ・ターバー
「王者に見せてほしい全ての能力とスキル、破壊力を見せつけた」
「彼の冷静さに感銘を受けた。全てのパンチにGPSがついている。どこに着弾するか分からずにパンチを打ったりしない。完璧なバランスだ」
ジャメル・ヘリング
「開始のゴングからイノウエのスピードに、より驚かされた」
「パワーではなく、それがフルトンがやろうとしていた多くのことを殺してしまった」
ロベルト・ガルシア
試合中に以下のようにツイート▼
「まだ試合序盤だけど、イノウエに試練を与えるにはライト級まで上がらなければいけないかもしれない」
テディ・アトラス
「私は1930~1960年代、1970~1980年代をボクシング最盛期だと思っている」
「しかしイノウエはどの時代でも最高の選手として君臨できる。彼は全てが揃っている。スピード、パワー、賢さ、テクニック、頭脳、直感、タイミング、そして制御された凶暴性だ。ただただスペシャルだ」
【ボクシング関係者】井上尚弥vsフルトンの海外の反応!
では、続いてボクシング関係者の反応を見ていきたいと思います。
トップランク社CEO
「今日の試合はこれから先、ボクシング史に長く語り継がれていく試合になると思う。(井上は)試合をこなすたびに、伝説的な選手に近づいていると思う」
共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは、実際に会場にも足を運んでいました。
ジョー・テシトーレ
「最初の右はとてつもないダメージを与えた。その後の頭部への継続的な攻撃。これこそイノウエに恋に落ちる理由です」
「これを見に来るのだ。スピードとパワーは階級を上げても落ちない。完璧なタイミング。強すぎる。コンディショニングは機械のようです。彼をどのように表現しよう。軍事兵器級、ミサイル満載の戦闘機、現在最も完成された攻撃的ボクサーです」
ルーク・トーマス
「ボクシング界最高のP4P(パウンド・フォー・パウンド)という評価はすでに強固なものだったが、それがさらに強くなった。なんという暗殺者だ」
アダム・アブラモビッツ記者
「圧倒だ!」
ブライアン・キャンベル記者
「ナオヤ・イノウエは今の地球上で最高のボクサーであり、不滅の道を歩んでいる」
「あのフルトンを完膚なきまでに叩きのめしたイノウエの凄まじさは、どれだけ強調しても、したりない。彼はP4Pの本当の意味を体現している」
ダン・ラファエル氏
「イノウエが完全なる破壊。8回TKO。彼は122ポンドの統一王者を楽々と倒してしまった。彼は偉大だ」
ライアン・ソンガリア記者
「フルトンは序盤の嵐を逃れたように思え、イノウエにサイズを押し付けた。唯一の問題は嵐は去っていなかったということだ。フルトンが動こうとするたびに激しく打たれた。フルトンが7回に動くも、それが最後のエクササイズとなった」
アリエル・ヘルワニ記者
「イノウエはなんていう才能の持ち主だろうか。フルトンにできることは何もなかった」
マイケル・ベンソン記者
「容赦のないフィニッシュによる素晴らしく圧倒的な勝利だ」
「フルトンは最終的に力不足に陥ったかもしれない。だが、ナオヤ・イノウエという難敵との対戦を自ら希望し、そのためにホームではなく日本まで足を運んだことは大きな称賛に値する。フルトンは以前からワールドクラスのボクサーであることを証明してきたが、イノウエはまさにエリート中のエリートだ」
スティーブ・キム記者
戦前に一部の識者やメディアの間で「過大評価されている」という井上選手に対する意見をふまえ、
「彼はフルトンにアウトボクシングも見せたし、最後はパンチで倒した。これでも過大評価なんだよね?」
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