パレスチナ武装勢力「ハマス」によるイスラエル奇襲攻撃で武力衝突が発生。
これまでにイスラエル側とパレスチナ側合わせて2100人以上が犠牲になりました。
今回は、そんなイスラエルとパレスチナ問題で、どっちが悪いのか?
小学生でも分かりやすく簡単に解説していきたいと思います!
イスラエルとパレスチナどっちが悪い?
1,【紀元前】ユダヤ人はイスラエルの地で暮らしていた
- 紀元前17世紀:ユダヤ人は飢餓によりエジプトに移住して奴隷になった。
- 紀元前13世紀:神を信じるユダヤ人は、神に約束された地としてイスラエルに逃れて定住。
- 紀元前10世紀:エルサレムを首都としてイスラエル王国を建国。
- 紀元前3世紀:しかし、ローマ帝国はこの地をパレスチナとし、イスラエル王国は滅ぼされてしまう。
- ユダヤ人は反ローマ帝国をほう起。「この地をもう一回取り戻そう」と約束して、それぞれが世界中に散った。
2,世界中に散ったユダヤ人が大富豪に
世界中に散ったユダヤ人は土地を持たない民族なので、農業や工業はできなかった。
そのため、土地が要らない金融やマスコミ業界に進出し、巨額の富を獲得。
※現在も金融やメディアにユダヤ人が多いのは上記の背景があるため
3,【14世紀頃】中東にイスラム帝国ができ、パレスチナにアラブ人(今のパレスチナ人)が定住
- 巨額の富を獲得したユダヤ人だったが、世界中で煙たがられる存在になり、エルサレム(イスラエルの首都)があった場所へ戻る。
- しかし、既にそこはパレスチナになっており、アラブ人(今のパレスチナ人)が住んでいた。
4,【17世紀頃】オスマン帝国(現在のトルコ)ができ、パレスチナを支配
5,第一次世界大戦が勃発(イギリスが最も悪い)
- オスマン帝国はドイツと組んで勢力を拡大。
- イギリスにとってオスマン帝国は邪魔だった。
- そこでイギリスは、アラブ人(今のパレスチナ人)に「オスマン帝国を落したらパレスチナをやる」と持ち掛ける。
- また、イギリスはユダヤ人にも「金を貸してくれたらパレスチナをやる」と持ち掛けた。
- このイギリスの二枚舌外交で、金と軍事力を得てオスマン帝国に勝利。ドイツは敗戦した。
- しかし、イギリスの都合良い外交の影響で、パレスチナは分割。
- アラブ人とユダヤ人が争うようになった(今の戦争に至る)。
こういった背景があるため、イスラエルとパレスチナ問題の一番の悪はイギリスということになります。
イスラエルが悪いと言われる理由とは?
今回の『イスラエル パレスチナ問題』で、一番の悪はイギリスとお伝えしました。
しかし、それでもイスラエルに非があるといった声が多くあります。
なぜなら、イスラエルは国連の定めたラインを超えて入植地を広げてきた歴史があるからです。
領土拡大するにあたり、イスラエルは治安部隊を導入し、
元々住んでる罪なきパレスチナ人を“テロ予備軍扱い”だとして、暴行したり逮捕したりしました。
また、イスラエルはガザ地区と呼ばれるところに高い塀を建て、パレスチナ人を閉じ込めるように幽閉しました。
他にも、イスラエルはパレスチナ人に対し、以下のような行為をおこなってきました▼
- 子どもが亡くなるほどの非人道的行為
- パレスチナ人用の水道管を破壊
- 子どもの通学用ゲートを気分で開けない
- 救急車の邪魔をする
このような背景からイスラエルも悪いといった声が多くあります。
【動画】イスラエルとパレスチナ問題を小学生でも分かりやすく解説!
今回テキストで説明した内容を、とても分かりやすく解説した動画があったので紹介します!
わかりやすいイスラエル建国物語。
— スーホ (@sukhswhitehorse) October 7, 2023
pic.twitter.com/Xw5WWLhnUz
ちなみに、周辺諸国の立場は以下となっています▼
イスラエルを支持しているのは西側諸国を中心とした国々。
一方、パレスチナを支持しているのは周辺諸国を中心とした国々となっています。
コメント