23歳という若さで、気候変動・人類の火星移住の研究など多岐にわたって活躍している村木風海さん。
彼は学生時代から周りから「天才」と言われていたようです。
今回は村木風海さんの天才エピソードを3つまとめていきます!
村木風海の天才エピソード3選

名前:村木風海
年齢:23歳
生年月日:2000年8月18日
出身地:神奈川県相模原市
現在の職業:炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事、その他大手メーカー研究職
最終学歴:東京大学工学部化学生命工学科満期退学
小学4年生の時から研究者としての道を歩み始めた彼は、
高校2年生の時には総務省が立ち上げたプロジェクトに参加することになります!

村木さんは当時のインタビューでは、大人顔負けの発言をしていました。
自宅にラボをつくり研究を続けました。二酸化炭素をどう回収したらいいのかを調べていくうちに気候工学の書籍にたどり着き、地球温暖化の深刻さを理解しました。
高校2年の6月、独創的な研究をする人に最大300万円の研究費を支援する総務省の「異能vation」制度を母が見つけ、応募しました。
引用:朝日新聞
高校生の時から地球温暖化について考えるなんて、凄すぎますね…
この1つのエピソードでも彼がいかに天才かがわかりますが、
更にすごいエピソードが隠されていました!
- 東京大学を満期退学
- 二酸化炭素の研究
- 火星移住計画
村木風海の天才エピ①【東大を退学】

村木さんは『東京大学工学部化学生命工学科進学』へと進学します。

化学者を目指すには、これ以上ないというくらい整った設備で勉強することができます。
彼の入学には多くの人が注目しますが、突如「退学」をしてしまいました!
凡人には到底理解できない考えですよね…
村木さんは当時のことをこのように振り返っていました。
辞める一番の理由は、温暖化を止める研究に専念するためです。
現在、一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)の代表理事・機構長を務めていますが、大学の研究室が忙しく、真夜中にしかCRRAの仕事ができなかった。
そもそも、東大に入ったのも、東大卒という肩書きが欲しかったわけではありません。二酸化炭素から何か作れるという研究を唯一やっていたのが東大の研究室だったんです
大学在学中から研究機構の代表理事を務めていました。
大学の授業も入ると深夜にしか自分の研究ができなくなってしまったようです。
そこで、スパッと東大退学を決められるのが流石ですね!

『休学ではないですか』と聞き返されました。
4年生の終わりに退学するなんて信じられない、という様子で、ちょっと面白かったです。笑
そりゃあ驚かれますよね…
村木風海の天才エピ②【二酸化炭素】

村木さんは才能だけに注目されがちですが、
「努力の天才」の一面もあるんです。
その証拠に彼は周りから10年以上反対され続けた「二酸化炭素の研究」を続けています。
実は、二酸化炭素直接空気回収の原理自体は、小・中学の理科で習うレベルの知識を組み合わせたもの。
中学生の自分が研究できたくらいですから、さほど新しいものではありません。
僕がこれまでやってきたのは、言うなれば「すでに発見された理論を、誰も取り組んだことのない問題に応用する」こと。
しかし、化学の世界は未だ解明されていないような世紀の大発見をすることが王道であり、僕の研究はあまり理解してもらえませんでした。

「新しいことを発見するのが化学の醍醐味だ!」
このような意見が多いことから、二酸化炭素を使った研究はあまり好まれなかったようですね。
その中でも自分を信じ続けて、10年以上も研究をしてきたのは、まさに努力の天才ですね!
村木風海の天才エピ③【火星移住計画】

村木さんは現在、人類初となる「火星移住計画」を進めるための研究をしています。
テーマを聞いただけでも、とてもワクワクしてきますよね!
具体的な研究内容はコチラ。

- ボタン一つで簡単に二酸化炭素を集められる『ひやっしー』を開発
- 火星にある空気の95%は二酸化炭素が覆っている
- ひやっしーを使って二酸化炭素をロケットのエンジンに転用する技術を研究中
現在の技術では火星行きのロケットを作れても、片道分の燃料しか搭載できないようです。
そこで、村木さんが開発した「ひやっしー」を使って
火星の二酸化炭素をロケットの燃料に変える仕組みを構築しているようです!

火星に“ガソリンスタンド”を作ることができるんです。
人類は火星に行って帰ってくることができるようになります!
これが本当に実現すれば、人類初となる火星移住に一気に近づくことになりますね!

『お前の研究の何が面白いんだ?』『そんなの今すぐやめちまえ』て言われた。
実験やってるそばで後ろから先生2人とかで『やめろ、やめろ』みたいなコールをされたこともあります
とても辛い環境だったと思いますが、必死に耐えて研究し続けてきた成果がようやく身を結びましたね!
ここからますます、村木さんの研究は躍進していくと思います。
この先の未来がとても楽しみになりますね!
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