バレーボール日本代表としても活躍し、
所属チームの「岡山シーガルズ」でも長くチームの顔となってきた山口舞選手。
現役引退後は岡山の中国学園大学で、バレーボール部のコーチを務められています。
今回は、そんな山口舞選手の家族構成についてお伝えしていきます!
また、妹の障害についてもまとめてみました。
山口舞の家族構成!
山口舞選手の家族構成はこちらです▼
- 父親:裕司さん
- 母親:由香さん
- 長女:山口舞さん
- 次女:?
- 三女:美紗希さん
次女の名前だけ分かりませんでしたが、
山口選手の家族は両親と妹2人の5人家族です!
そして、山口選手は普段から妹の面倒見が良かったようです。
小学6年の時、3人姉妹の末妹、美紗希さん(21)が誕生した。長姉の山口は膝の上に乗せ、娘のようにかわいがった。
毎日新聞
山口選手と三女の年齢は12歳差。
そのため余計に可愛く思えたかもしれませんね!
山口舞の妹は障害持ちだった!
実は、三女・美紗希さんには重度の障害がありました。
美紗希さんには先天性の難病があり、右手の力が入らず歩行は困難、耳が聞こえず意思疎通もままならなかった。
毎日新聞
当時医師からは、
「小学校には通えないだろう」
と告げられていたといいます。
その後、山口選手はバレーの強豪校『大阪国際滝井高校』に進み寮生活をすることに。
家族が住む三重県志摩郡志摩町から約200km離れており、なかなか帰省することも出来ませんでした。
それでも試合の日になると、母の由香さんが応援に駆けつけてくれたそうです。
ただ、妹の美紗希さんは重度の障害があることから、父の裕司さんと家でお留守番していました。
しかし、妹思いな山口選手は入学から11カ月後、ついに我慢の限界となり、
「(三女の)美紗希も連れて皆で来てよ」
とせがんだと言います。
実は、山口選手は高校入学後すぐに美紗希さんのことをチームメイトに話していました。
末妹(美紗希)に自分のプレーで元気になってもらいたかった。
毎日新聞
どうしても生で自分のプレーを見て妹に元気になってほしかったそうです。
こうして山口選手の家族は全員で応援に駆けつけるようになったといいます。
ほんと山口選手は家族思いの優しい心の持ち主ですよね!
山口舞は妹のために福祉の道に進む予定だった?
そんな家族思いで心の優しい山口選手は、もともと福祉の道に進む予定だったそうです。
「部活に励んでいるときは、将来のことはあまり考えていませんでした。ただ、障害を持って育った妹をずっと診ていたので、社会に出たら福祉の仕事に就きたいとは思っていました」
https://www.bgf.or.jp/andly/content/100113r.html
バレーボールを続けていなかったら、福祉関係の道を選んだいたとのこと。
しかし、インターハイでベスト8に入るなど、大阪国際滝井高校バレーボール部の一員として数々の大会で頭角を表していた山口選手。
当時の河本総監督からは、高校を出たらプロチーム「岡山シーガルズ」に入団するように勧められたといいます。
そこで、家族に相談してみたところ、妹も応援してくれるとのこと。
こうして自分の進むべき進路がはっきり見えたそうです!
「一緒に練習させてもらってプロのレベルの高さを知っていただけに、自分にできるだろうかという不安もありましたが、高校の総監督から声をかけてもらって勇気づけられ、妹も応援してくれました」
https://www.bgf.or.jp/andly/content/100113r.html
その後、岡山シーガルズに入団し大活躍。
日本代表にも選ばれるようになりました。
しかし、2009年に日本代表入りした際、
この頃から美紗希さんは体調を崩すことが多くなり、2度の手術が日本代表戦と重なってしまいます。
そこで山口選手は、
「お姉ちゃんも頑張っているから美紗希も頑張ろうね」
と声をかけ、美紗希さんにエールを送ったといいます。
その後、美紗希さんも体調が少しずつ回復し、試合映像を見入っていたそうです。
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