スパイダーメーンは著作権でアウト?BANされる可能性が高い理由とは

無期限活動休止中の人気YouTuber「ヴァンゆん」のヴァンビさん。

登録者1000万人超えの覆面YouTuber「spider-maaaaaaan / スパイダーメーン」の中の人だったことを明かし話題になっています。

そこで今回は、現在大きな注目が集まっているチャンネル「スパイダーメーン」は著作権的に大丈夫なのか?

アウトである可能性が高い理由について解説していきます!

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目次

スパイダーメーンの著作権は大丈夫?

元々YouTuberユニット「ヴァンゆん」のメンバーとして活躍していたヴァンビさん。

チャンネル登録者数1000万人突破の国内最速記録を更新したYouTuber『スパイダーメーン』の中の人だったことを明かし、大きな注目が集まっています!

しかし、その一方で、『スパイダーメーン』の動画は著作権的に大丈夫なのかといった疑問の声も相次いでいます。

たしかに実際の動画を見てみると、スパイダーマンからピカチュウ、キティちゃんと多くの有名キャラクターを使用しています。

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スパイダーメーンはBANされない理由

有名キャラクターのコスプレを着たり、ぬいぐるみを動画内で使用している「スパイダーメーン」

では、実際のところ著作権的にはどうなのでしょうか?

ネット上には以下のような声がありました▼

パロディは、元ネタの著作権の許諾を得ていないことが多く、著作権の侵害になる可能性が高いです。

しかし、日本は同人誌にも見られるように二次創作の文化が根付いている国であり、比較的パロディには寛大であるということができます。

その理由として以下の3点が挙げられます▼

日本がパロディに寛大である理由
  • パロディの作者が原作品を「尊敬している意思」を持っている
  • パロディと原作品において、きっちりと「市場のすみわけ」が図られている
  • パロディがヒットすれば、原作品も再びヒットとなり、注目を浴びる

そのため、「スパイダーメーン」のチャンネルも著作権で訴えられる可能性は低いのではないかと言われています。

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スパイダーメーンがBANされないは嘘?

先程、BANされる可能性は低いのではないかとお伝えしました。

しかし、それでも十分にBANされる可能性は考えられます。

その理由としては、「スパイダーメーン」の動画で原作品を「尊敬する意思」があまり見えない点にあります。

自分たちの動画を伸ばすためなら元のキャラクターで何をやっても良い、と著作権者に感じ取られた場合は当然訴えられます。

実際、日本でも過去に「パロディモンタージュ事件」というものがありました。

パロディモンタージュ事件とは、山岳写真家・白川義員の写真作品の一部が、フォトモンタージュ技法を用いてグラフィックデザイナーのマッド・アマノ(本名:天野正之。以下アマノと記す)によって無断合成されたことに端を発する日本の民事訴訟事件である。アマノは自動車公害を風刺する目的でモンタージュ (合成) 写真を創作しており、著作権法上の剽窃 (盗用の意、著作財産権侵害の一つ)、および著作者人格権侵害に該当するかが問われた事件。

最終的には当事者の和解という形で決着がつきましたが、最高裁まで争いました。

この事件もパロディの作者側が、原作品を「尊敬する意思」はなく、単なる「便利な素材」として使用した要素が強かったために起きてしまったとされています。

そのため、今回の「スパイダーメーン」チャンネルも同じような捉え方をされれば当然訴えられる可能性はあります。

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訴えられたら罪の重さはどのくらい?

では、実際に訴えられたら罪の重さはどのくらいになるのでしょうか?

ある弁護士いわく、以下のようになるのではないかと推測していました▼

罪の重さ
  • 最大10年の懲役
  • 最大1000万円の罰金

上記のどちらか、またはその両方を科せられる可能性があるとのことです。

また、キャラクターの名称は商標登録がされています

この商標登録の確認を怠り、勝手にキャラクター名を使用し、商標権を侵害してしまうと、

罪の重さ
  • 最大5年の懲役
  • 最大500万円の罰金

のどちらか、または、その両方を科せられる可能性があります。

ただ、著作権侵害の多くは、著作権者が処罰を求めなければ処罰されない「親告罪」ですので、

そもそも著作権者側が訴えることをしなければ、特に処罰されることはないようです。

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